瓢ヶ岳 ~10回目~
春山を行く
植林帯の中のルートは所々で踏み跡を見落とすことがあるのだけど、以前と違うのは別の尾根に入っていかないように、両側にロープが張ってあることだ。これはなかなかいい。木々の間から木漏れ日が差す中、いつもの登山道を稜線に向けて登っていく。
稜線に出たところが骨ヶ平。ここを左手に進み、山頂を目指す。と、足元にこれも見慣れた紫の花。
あれ? これはカタクリの花じゃないのか?
しかしこの山でカタクリを見るのは初めてだ。よくよく見ると近くに2株ほど花をつけている。残念なことにカタクリはここだけ。恐らく近くにひっそりとたくさん群生しているのかもしれないね。でも無理に探すのはやめておこう。
樹林帯の中、登山道は続く。
両側に張られたロープから外れないこと。
骨ヶ平が見えてきたぞ。
天気はいいけど風が出てきた。
骨ヶ平に到着。山頂は左手へ。右は南岳のピークを経て稜線伝いに片知山へと続く。でも片知山はちょっと藪化してるからなぁ…
この山で初めて見つけたカタクリの花。春山ならではの光景だけど、瓢ヶ岳にもカタクリが生えていたんだ。
近くに2株。こちらはまだつぼみ。
暫く歩くと木の階段。
山頂に向けて最後のひと頑張り。
ようやく山頂直下の分岐にたどり着く。ここから山頂は目と鼻の先。