穂高槍縦走

穂高槍縦走 四日目 ~The last traverse of my life~

本降り

水俣乗越からは樹林帯の中に入りジグザグに下りていく。たまに木の葉に当たる雨の音から本降りも近いのかなと思いつつも、ひたすら槍沢に向かって進む。たまにちょっと荒れた小さな涸れ沢を渡ったりしながら、水俣乗越から約30分ほどで傾斜もゆるくなり、前方に数人の登山者も見えてきた。どうやら槍沢ルートの大曲に着いたようだ。
二人の男性が槍沢とは違うルートから下りてきた自分を見て、どこから来たのか聞かれた。ここから登っていくと水俣乗越から東鎌尾根で槍につながると教えてあげたら、二人はそちらの方向へ歩いていった。そこには韓国だろうか、二人の女性もいて興味深そうに聞いていたけど、装備からしてちょっと無理なので槍沢から確実に登るように告げた。
二人と別れ、ここからは槍沢に沿って上高地を目指すのみ。次の目標はババ平のキャンプ場か。

  
穂高槍縦走

水俣乗越から大曲へ下りていく。眼下には槍沢が見えている。

穂高槍縦走

ルートは徐々に樹林帯の中へ。

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涸れ沢を渡る。増水時は渡れないだろうな。

  
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槍沢ルートの大曲に着いた。ここは上高地から槍ヶ岳に向かう登山者が行き交うところ。しかし今の時期は登山者もまばらだ。その中でも外国人が多いことが意外だったけど、昨日の槍ヶ岳山荘の宿泊者から考えるとそんなに不思議でもないってことか。

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途中で沢も渡る。ここも増水時は注意。

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あとは右手の槍沢に沿って上高地を目指す。

  
穂高槍縦走

岩に書かれた大岩沢。

穂高槍縦走

赤岩沢。崩れてきそうで怖い。

穂高槍縦走

槍沢に沿ってロッジへ水を引っ張っているホースが見られる。


空がだんだんと怪しくなっている中、ずっと歩き放しなのでちょっと疲れてきた。次の目標値、ババ平で少し休んいこうと思う。そして前方が開けてきたところがババ平キャンプ場だ。案の定、誰もいない。と、ここでタイミングを図ったように雨が激しくなってきた。ちょうど事務所の軒下が雨宿りにちょうどいいのでそちらに退避。朝食がまだだったので、ここで槍ヶ岳山荘で買ったお弁当を食べることにする。どうやら雨は本降りになってきたようだ。

  

食べ終わったとき、若い男性が上高地方面から歩いてきた。彼は今日、槍沢から槍ヶ岳に向かうそうだけど、悪天候で残念そう。ここでレインを着て出発していった。
そして自分もレインを着る。恐らく雨が止むことはないだろう。このまま上高地まで雨の中のトレッキングだ。

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ババ平に到着。ハイシーズンはテン泊者で賑わうところだ。

穂高槍縦走

さすがに誰もいないね。

  
穂高槍縦走

雨が強くなってきたので、事務所の軒下に避難。

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ここでお弁当のおこわを頂く。

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遂に雨は本降りに。レインを着て出発だ。


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