穂高槍縦走

穂高槍縦走 三日目 ~The last traverse of my life~

二羽に見送られ

僅かなアップダウンを繰り返しながら大喰岳山頂を目指す。ちょっとした下りで岩の上に何かがいる。おや? ここにも雷鳥さん。しかもオスだ。意外な主が出迎えてくれた。で、その先にはメスが一羽。どうやらつがいのようだ。二輪とも驚く様子はなく、メスは地面でバサバサと砂浴びをしている。登山道を歩いていくと砂地に擦った跡が随所に見られるけど、この子達が砂浴びした跡だったんだね。
そして二羽とも登山道をちょこちょこ歩いていく。自分はその後を追っていくように歩いていく。メスが先を歩き、オスがその後をついていくのだけど、急にオスが岩場に乗って道を譲ってくれた。メスは相変わらずマイペースで登山道を歩いている。オスは岩を伝いながら「後ろから登山者来たから譲って」と言いたいようだ。そのうちメスもオスのいる岩に移り、先を急ぐ自分を見送ってくれた。

  
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行く手の岩の上に赤い鶏冠の雷鳥さん。今回の縦走では何度も出会ってるね。ちょっと疲れも和らぐようだ。

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「大キレット越えお疲れさま」

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雷鳥は天気が崩れると姿を現すようだ。

  
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立派なオスだ。今日出会うのは二回目だ。

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その先にメスが一羽。どうやらつがいのようだ。

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地面に座り込んで何やら動き始めた。

  
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体を震わせてバサバサと砂浴びを始めた。砂浴びをする雷鳥を見るのは初めて。北アでは砂浴びの跡が随所に見られる。

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そして二羽とも登山道をちょこちょこ歩いていく。自分はその後を追っていくように歩いていく。メスが先を歩き、オスがその後をついていくのだけど、急にオスが岩場に乗って道を譲ってくれた。メスは相変わらずマイペースで登山道を歩いている。オスは岩を伝いながら「後ろから登山者来たから譲って」と言いたいようだ。

  
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メスは登山道をチョコチョコと歩いていき、オスがその後を追う。その後ろを歩くのは自分。脅かしてもいけないので彼らのペースで一緒に歩く。

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急に岩の上に乗るオス。

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「先に行かせてあげてよ」

  
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この子は相変わらずマイペース。

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そのうちメスもオスのいる岩に移り、先を急ぐ自分を見送ってくれた。お気遣いありがとう。


雷鳥さんたちに見送られ、登山道もフラットになってくると右手に大喰岳の山頂が見えてきた。ちょっとだけルートを外れ、標識に向かう。前回は真っ暗な中、どこが山頂だかわからず、いつの間にか通り過ぎていたところだ。12年前に写真に撮れなかった山頂を撮影し、元のルートに戻る。途中で積雪の上を歩いてゆっくりと下っていくと、ガスの向こうに槍の姿が見え隠れしている。ようやくここまで来たぞ。

  
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12年前に見ることができなかった大喰岳山頂。ただ標識が立っているだけなのだけど、これでモヤモヤも晴れたようだ。ルートからわずかに外れているのでわかりにくいしね。

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山頂付近には積雪。締まっているのでゆっくりと歩いていく。

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ガスの向こうに槍の姿。あと少しだ・

  
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大喰岳山頂から下り、飛騨乗越にやってきた。ここで飛騨沢ルートと合流する。そしてここから槍ヶ岳山荘までの登りがかなりキツイのだけど、既に何度も訪れて様子はわかっているので、順調に登っていく。テン場を過ぎると目の前に赤い屋根の槍ヶ岳山荘が見えてきた。穂高岳山荘から頑張ったぞ。

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飛騨乗越に到着。飛騨沢を登ってくると、ここにたどり着くまでやりの姿は見えない。ここに来て初めて槍の姿を拝めるところ。

  
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最終目的地があそこのてっぺんだ。

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槍ヶ岳山荘も久しぶりだな。5年前に表銀座を歩いて以来だ。


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