穂高槍縦走 三日目 ~The last traverse of my life~
穂先にたどり着く
今日は長い行程だったけど、無事に槍ヶ岳山荘に到着した。しかしちょっとした失態。チェックインしたら、予約していた日を間違えていて明日になっていた。今日は宿泊客が少なかったので問題はなかったけど、しこたま反省。荷物を部屋に置き、穂先へ…と、それより先に恒例のキッチン槍でのカレーを食す。注文しようとしたら、いつものカレーの横にスパイシーカレーのメニューがある。辛いもの好きなのでこちらを注文すると、何とご飯が槍の形に!! いつものカレー同様、最高に美味しかったよ。
さて、お腹も満たされ槍の山頂へ、と思ったけど、外に出てみると山頂はガスの中。ちょっとこれは止めておこうと思い、部屋に戻って時間を潰す。

今日の宿泊地、槍ヶ岳山荘に到着。早々にチェックインするものの、予約日を間違えていて大恥だ。槍に登る前にまずはキッチン槍で腹ごしらえ。

スパイシーカレー。ご飯が槍だ!!!

登ろうとしたら山頂は厚いガスの中。
何度も外に出て槍をみるのだけど、なかなかガスが掃けない。しかしちょっしたタイミングでガスが掃けた。急いでヘルメットを被り、いつものように穂先目指して登っていく。そして辿り着いた山頂。今日の目標地であり、西穂山荘を出発した縦走の最終目的地。西穂~ジャンダルム~奥穂~北穂~大キレット~槍とこの難ルートを無事に歩くことができた。何度も槍の山頂は訪れたけど、周りがガスで見通せないのは初めてで、ちょっとホッとできた感じも初めてだ。本当に長くて厳しい行程だった。現時点でこれ以上の山行は無理だろう。しばし一人の山頂でのんびりする。

ちょうどガスが掃けたタイミングを見計らって槍に登る。ここに登るのは5回目だ。今日は景色は望めないけど、山頂に立つことが今日の、そして今回の参考の目標。

ここから登っていく。一旦深呼吸。

ペンキマークを追っていけば問題ないよ。

高度感たっぷりの岩登りだ。

登りと下りのルートを間違えないように。

最後に梯子を二本登る。いつからか穂先に登る人は必ず登山用ヘルメットを被るようになった。山荘でも貸し出ししているので、必ず装着するようにしたい。

最後の梯子を登る。下を見なければ怖くはない。

かつての二等三角点。現在は亡失扱いらしい。

西穂山荘を昨日出発し、難所をいくつも越えてようやく辿り着いた槍ヶ岳山頂。辺りがガスで何も見えなくてもいい。この写真を撮ることでやることをやった。今はこれ以上は体力的にも技術的にも無理だろう。しかしながらよく頑張った。

しばらく一人の山頂を楽しむ。五回目にして辺りが見えない山頂は初めて。

そろそろ下山。また訪れることはできるのかな。
別の人が山頂へ辿り着いた。写真を撮ってあげて自分は下山する。麓が近くなってくると数人が登り始めている。くれぐれもお気をつけて。

山荘を見下ろすとかなりの高度感だね。

数分でカスが濃くなってきたり掃けたりする。

下りは矢印に沿って下りていく。最近は山荘も予約制になったせいか、お盆や9月の連休の恒例の山頂までの行列は見られなくなったようだ。やはり山は静かな方が良い。

ここでは石を落とさないように最新の注意を払う。

そろそろ麓が近づいてきた。

数人がこれから穂先へと登ろうとしている。

ちょっと難儀しているようだ。

ゆっくり登れば大丈夫。お気をつけて。

無事下山。部屋でゆっくり休もう。
何とか西穂~槍の縦走を完歩した。西穂山荘、穂高岳山荘ともに宿泊客はいつもより少なかったのだけど、槍ヶ岳山荘もこの時期はの宿泊客は少ないようだ。しかも驚くことに、半分くらいが外国人だ。観光客が増えている中、北アルプスに訪れる外国人も多いとは聞いていたが、こんな状況だとは思ってもみなかったよ。
明日は東鎌尾根を水俣乗越へと歩き、そこから槍沢へと下りて上高地へと歩いていく。ちょっと天気が微妙だけど、この三日間天候が良かったのでいいか。しかし東鎌尾根もよく事故が起きているらしい。これまでどおり慎重に歩かねば。明日の出発は日の出後の明るくなってから。上高地からはバスに乗り継いで新穂高に戻る。急ぐ旅ではないので、今日は十分体を休めよう。
